▼P-PECの詳細を動画でご説明▼
P-PEC (ピーペック)は3秒で設置できる熱中症応急処置用のアイスバスです。
従来のレジャープールを流用したアイスバスの様に、苦労して組み立てて水を入れておいて備えるのではなく、AEDの様に緊急事態になってから取り出して使うタイプの専用機材です。
管理者の負担が全く違います。
「気候変動により毎年が災害級の暑さの夏」もう予防だけでは子供達やアスリート、労働者の命は守れない時代になっています。重症の熱中症が発生した時に備え、必ず命を守り抜く為の有効な応急処置機材の準備が必要になってきています。
学校現場やスポーツの現場や労働環境で重症熱中症が発生する緊急事態が起きても、折り畳み式で携行できる応急処置用コンパクトアイスバスP-PECが準備してあれば、後遺症や死亡事故を未然に防ぐ事が可能です。
早くから熱中症の研究が進められていた欧米諸国では、重症熱中症の救命にはアイスバスでの全身冷却が救命医療のコンセンサスとなっています。
この流れに沿った応急処置用アイスバスP-PECは日本国内の有名大学の熱中症研究機関、救命救急の研究機関からも高い評価を頂いております。
既に社会人野球のトップチーム、少年ラグビースクール、県陸上競技協会、医療大学、各種学校、暑熱環境の企業様など幅広く採用を頂いております。
学校関係者・スポーツチームの監督コーチ・労働環境の安全管理者の皆様へお願い
WBGTの管理や水分補給等の予防策をどんなに万全にしても、熱中症の発生をゼロにする事は不可能です。
つまり、熱中症の死亡事故防止の為の最後の砦として応急処置用アイスバスは、例えば大火事を防ぐために消火器を設置するのと同様に、組織の必須機材とも言えます。
近年の専門機関の研究で重症熱中症から救命する為にはクールファースト・トランスポートセカンドと言われていて病院に運ぶ事よりも現場での有効な冷却を優先する事で救命率が格段に高まるとされています。
しかし、有効な全身冷却手段であるアイスバスは組み立てや水の準備が大変で、不意の緊急事態の応急処置には適さない為に今までほとんど普及せず、救命効果の非常に乏しい首筋や脇の下の部分冷却を施しながら救急車の到着を待つしかなく、救急車収容後も病院搬送には更に時間がかかる為、助かるべき命がたくさん失われてきました。
そんな命を救うために開発されたP-PECは、3秒で設置できて圧倒的な低水量、小さなバッグに必要な物がオールインワンと従来のアイスバスの常識(欠点)を完全に覆した応急処置機材なのです。
熱中症が発生しても絶対に死者を出さない為に、アイスバスP-PECの導入を是非ご検討ください。
熱中症が法律も変えた! 気候変動による災害級の暑さで、死者数は20倍!
ここ数年の熱中症死亡者数は20年前と比べ20倍にも激増しています。遂に日本政府も動き出し、2023年4月に成立した改正気候変動適応法に基づき、同5月には熱中症対策実行計画を発表し、2030年までの熱中症死者数の半減を目指して地方公共団体や産業界に具体的な施策の実行を求めています。
予防対策や啓発で熱中症発生件数が減少し、その結果死者が減るのが一番ですが、コロナ対策の時の諸外国の様にロックダウンでもしない限り、発生件数をゼロにすることは全く不可能であります。
したがって現時点で最も立ち遅れている熱中症発生後の有効な救命処置を最後の砦として考える必要があります。
救命効果は100%(脚注1)と言われてるのに・・・
組立てや水量など設置上の問題で今まで採用されてこなかったアイスバスによる応急処置
そんな従来のアイスバスの常識を覆すのが熱中症応急処置機材P-PECなのです
誰でも、どこでも、簡単に、アイスバスによる応急処置が行えます!
P-PECはこんなシーンでお役に立ちます
重症熱中症からの救命にはアイスバスによる全身冷却、いわゆる水風呂が最も効果的であることが学術研究で実証2されています。
しかし従来のアイスバスといえば大きくて大量の水が必要で設置も大変な上、保管場所にも困るという代物。
オリンピックや大規模な競技会、プロのスポーツチーム等に使用は限られており、一般のチームや学校単位で用意する事は現実的には無理がありました。
従来のアイスバスは空気を入れたり組み立てが大変なだけでは無く、水が大量に必要と言うことは給水にかかる時間も手間も膨大で、水温を調整する為の氷も大きなバケツで何杯も、というとてつもない量が必要になるので通常の冷蔵庫などではとても対応できません。水を溜めるにも長時間かかります。
予め組み立てて氷を入れて準備する必要があるので、オリンピックなどの大規模な大会でしか熱中症応急処置機材としては使えなかったのです。
P-PECは3秒で設置できる上、水量も80リットルと少ないので付属のポリタンクに水を入れておけば2分程、水道ホースなら4~5分程で給水でき、水温管理も真夏の水道水を20℃まで下げるのに2リットルペットボトルを凍らせた物4本(約8kgの氷)で十分です。
小さなバッグに本体、折り畳みポリタンク、温度計とオールインワンになっており、熱中症が発生してから用意すれば十分に間に合うので、学校現場や少年野球やサッカーのチーム、建設関係の現場での応急処置機材として、AEDのように備えておいて、いざという時に設置して使う事が可能になりました。
そもそも、緊急事態が起きなければバッグから取り出す必要も無いので従来のアイスバスと比べて管理者の負担や手間は比べ物になりません。
※但し、水道施設の遠いグランドやより早く給水したい場合には、付属の折り畳みポリタンクに80リットルの水を用意しておけば安心です。
学校現場・スポーツチーム・労働環境での安全対策の必需品 アイスバスP-PEC
「熱中症は倒れてから10分以内に冷水で冷却を始めれば100%救命できる」
NHKも文科省スポーツ庁も推奨するアイスバス
- 脚注:参考コンテンツ https://www.nhk.or.jp/minplus/0012/topic038.html
NHKのみんなでプラスというサイトの熱中症特集でアメリカのコーリーストリンガー研究所のダグラス・カサ所長が「熱中症は倒れてから10分以内に冷水で冷却を始めれば100%救命できる」と、膨大な研究データーを基に語っている事を紹介しています。 ↩︎ - 脚注:参考文献 カーサ、ダグラス J.マクダーモット、ブレンドン P.リー、エレイン・C。イヤーギン
、スーザン W.アームストロング、ローレンス E.マレシュ、カール M.
冷水浸漬: 労作性熱中症治療のゴールドスタンダード。
運動とスポーツ科学のレビュー 35(3):p 141-149、2007 年 7 月。DOI: 10.1097/jes.0b013e3180a02bec ↩︎
※「冷水浸漬: 労作性熱中症治療のゴールドスタンダード」はESSRに掲載された熱中症関連の文献です。
『Exercise and Sport Sciences Reviews』(ESSR)は、医学、運動科学、スポーツ医学、運動生理学、スポーツ心理学、スポーツ栄養学などの分野に焦点を当てた査読付きの学術ジャーナルです。